2023年04月27日

すき間からブルーオーシャンを見つけた「缶つま」

充実する冷食やレトルト食品のあおりを受け、缶詰市場は低迷。その中で国分の「缶つま」が気を吐いています。
これは戦う土俵を缶詰市場ではなく、酒の肴市場に替えたからです。それも本格的な肴に。今までナッツやサラミやサキイカなどの乾き物しかなかったので、そのわずかなすき間からブルーオーシャン(消費者のニーズ)を見つけたのでしょう。
だから、この商品の真の競合は、居酒屋やバーが提供する本格的なおつまみ。
コロナ禍で、家飲み、宅飲みが増えた機会をとらまえて、自社の強み(美味い缶詰をつくる技術―素材の調達~調理)を活かした好例だといえますね。

すき間からブルーオーシャンを見つけた「缶つま」



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Posted by Fuji-Con at 16:53 │商品開発

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