2012年10月12日

野菜卸の川上戦略

商品を仕入れる卸や商社が、商品を製造する方に向かうのが川上戦略。
逆に販売する(小売)の方に向かうのが川下戦略。卸や商社もただ商品
を流通させるだけでは、流通の中抜きが進むのは当然の結果。いかに
必要とするサービスを提供するのか、商品に付加価値をつけていくのか
が問われる時代になっています。
そんな中で、目にしたのが卸の加工製造事業。野菜類を契約農家から
仕入れ、店内で調理しやすい形状に加工して外食チェーンなどに配送
するというもの。
ファミレスや居酒屋、ファーストフードなどの外食チェーンは、野菜をふん
だんに使ったメニューが増えてきていて、調理負担を軽減できる加工度
の高い食品へのニーズが高まっているということ。これなどは、野菜卸の
川上戦略といえますね。

野菜卸の川上戦略
セブンイレブンにも置かれているカット野菜



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Posted by Fuji-Con at 17:47 │マーケティングEYE

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