2011年09月12日

製品は便益の束

製品は、本来の機能、これを本質的機能といいますが、それにくわえて、

副次的機能(プラスされる機能)があります。

本質的機能とは、それがなければ製品として成りたたなくなる機能、

たとえば、車なら“走ること”、走行性ということになるでしょう。

そして、副次的機能が、車のスタイルやデザインカラー、保障やメンテナンスサービス

といったものに当たります。

考えてみれば、自動車は移動の手段にくわえて、ステイタスの側面がありますし、

時計は、時刻を知らせるというほかにも、アクセサリーとして、

また、オーディオ機器は音楽を楽しむ以外にも、お部屋のインテリアとしての要素をもっていますね。

文化が成熟してくると、機能以外の感性的な側面を

製品は強めるようになってくるということでしょうか。



同じカテゴリー(マーケティングEYE)の記事画像
ユニクロにない商品
お金をかけずに売上を上げる方法
差別化より、付加価値化。
レジ打ちの付加価値とは?
オーダースーツの英國屋
ネーミングに必要なのは、わかりやすさか、インパクトか?
同じカテゴリー(マーケティングEYE)の記事
 ユニクロにない商品 (2025-05-08 12:00)
 お金をかけずに売上を上げる方法 (2025-04-07 18:50)
 差別化より、付加価値化。 (2025-04-02 12:37)
 レジ打ちの付加価値とは? (2025-03-21 15:19)
 オーダースーツの英國屋 (2024-11-19 15:26)
 ネーミングに必要なのは、わかりやすさか、インパクトか? (2024-06-15 16:35)

Posted by Fuji-Con at 11:21 │マーケティングEYE

削除
製品は便益の束