2011年09月08日

ショッピングの科学

人は何か目的をもって行動しているとき、

まわりのものが目に入りにくくなります。

たとえば、あなたが店内で買い物をしているとき、

目的のものをカゴに入れるまでは、何となく落ち着かないのではないでしょうか?

そんなときの通路にポスターや吊りボードがあってもなかなか目に入りません。

だから連れの人が買い物をしているのを待っているときやレジ待ちのときなどが

絶好の訴求タイミング。

視覚に入る範囲に広告物を置けば、注目率はとても高くなります。

ショッピングの科学
ジャスコ焼津店の店内。高すぎて目に入らない天井吊りポスター

ショッピングの科学
こちらは目に入りやすい立看板。
最も視覚に入りやすいゴールデンゾーンは高さ60㎝~150センチ。
だからお店ではこの高さの棚に売れ筋商品や売りたい商品を置きます。

ショッピングの科学
この看板の設置場所は正解。
同じ看板でも、入るときより出るときの方が目には付きやすい。
それは、買い物という目的を達成した後だから。



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Posted by Fuji-Con at 20:17 │マーケティングEYE

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