2018年07月08日
差別化しない方がいい?
朝日新聞の土曜日の夕刊に連載中の「東京五輪物語」。昨日は1964年東京五輪のシンボルマークの記事でした。
6名のデザイナーの指名コンペの中から選ばれたのは、亀倉雄策さんのマーク。コンペに参加した永井さん(89)は審査会で亀倉案を見た瞬間、「とてもかなわない」と感じたそうです。
「既存のものの組合せなのに、これだけ斬新なものが作れるとは。目からウロコでした」
近年は、商品開発をする場合、差別化が常識になっていて、それもすでに他社がしている差別化ではないものを求めるあまり、顧客ニーズとはかけ離れた切り口を目にすることがあります。でも当たり前の差別化でも、他社よりもよくできるのなら、それを堂々とコンセプトにしたらどうでしょう。
勝負する土俵は、あくまでも本当の自分の強みです。
既存物の組合せでも斬新なものができることを、今から54年前のこのマークが語ってくれています。

6名のデザイナーの指名コンペの中から選ばれたのは、亀倉雄策さんのマーク。コンペに参加した永井さん(89)は審査会で亀倉案を見た瞬間、「とてもかなわない」と感じたそうです。
「既存のものの組合せなのに、これだけ斬新なものが作れるとは。目からウロコでした」
近年は、商品開発をする場合、差別化が常識になっていて、それもすでに他社がしている差別化ではないものを求めるあまり、顧客ニーズとはかけ離れた切り口を目にすることがあります。でも当たり前の差別化でも、他社よりもよくできるのなら、それを堂々とコンセプトにしたらどうでしょう。
勝負する土俵は、あくまでも本当の自分の強みです。
既存物の組合せでも斬新なものができることを、今から54年前のこのマークが語ってくれています。

Posted by Fuji-Con at 15:24
│マーケティングEYE